ウォーターサーバーのメリット

水への安全意識というのは、年々高まり続ける一方です。
数十年前まで、蛇口をひねって水道から出てくる水をそのまま飲むという事に何ら抵抗が無いという時代もありましたが、都心部を中心として、水が美味しくないという様な事がささやかれる様になり、またボルビックなどの天然水ブームもあった事で、水にお金を使う時代にいつしか突入していきました。
もしあなたのご自宅にお子様がいらっしゃるとしたら当然ご存知の事かと思いますが、今では遠足でもないのに、お子様に魔法瓶を持たせているご家庭も多いです。
もちろん中身もジュースやポカリスエットでは無く、水です。
そんな水に大変こだわりを持たれているご家庭であれば、ウォーターサーバーという名前は当然お聞きになられた事があるかと思います。

何となくイメージは出来ても、ウォーターサーバーのメリットって一体何なの？
その様に言われると、そこまで詳しくは分かっていないという方も多いでしょう。
ですから、その他のお水と比較してこのウォーターサーバーが一体どういったものなのか、ご説明差し上げたいと思います。

まず、水道水では健康上や風味上の問題がある、その様に考える事が無ければ、水道水でも充分お水としての役割を果たします。
しかしその点に不安を感じた場合、ウォーターサーバーの他にどういった選択肢があるのかという事から説明しましょう。
まずは、ご自宅の蛇口に、浄水器や整水器などを設置する事で、その水のカルキであったり、体に害のある成分を除去するという方法です。

実際に高性能の浄水器や整水器であれば、かなりのカルキ成分を除去出来る事は実験によって証明されてはいるのですが、やはり問題だと思われている蛇口を通ってきた水だという事に変わりはなく、その点を不安視して、浄水器を通った水でも不安があるという方は大勢いらっしゃいます。
特にあの忌まわしき震災の後、原発の問題が盛んにささやかれる様になった後はその不安が顕著に出る様になり、浄水器からペットボトルの購入やウォーターサーバーに切り替えたという方は非常に多くいらっしゃいます。
つまり衛生面において、水道水や浄水器の水よりも安全だというメリットがあります。

そして今上がったペットボトルの水ですが、これは物理的には、ウォーターサーバーの水と変わりません。
というのも、ウォーターサーバーも、サーバー(機械)にボトルを設置するという仕組みだからです。
しかし大きく異なるのは、基本的にウォーターサーバーが配達してもらえる水であるのにたいして、ペットボトルの購入はご自身で水を運ばなければならないという点です。
この自分で運ばなくても良いというメリットは、高齢化社会になる日本において、とても大きなメリットだと言えるでしょう。